「『ここではどんな風に時間を使って良いんだ、それが心にとっては必要なことなんだ』と感じ安心しました」
(東京都在住 会社員 30代女性)
主に家族(両親・きょうだい)との関係についてをテーマに、6回のカウンセリングをお願いしました。この時期は母親の体調悪化や子供の卒園・入学とも重なり、様々な感情が入り交じって心に負担を感じていました。
私は長女として培ってきた責任感の強い性格もあり、日常会話だと「有意義なことを話さなければ」と考えたり、沈黙が苦手ですぐに何か他の話題を探したりしてしまいます。
智和さんにはそれを察して「無理に話題をつくる必要はないので、このまま沈黙で時間を使ってもいいですよ」と言ってもらったことで「ここではどんな風に時間を使って良いんだ、それが心にとっては必要なことなんだ」と感じ安心しました。
特に6回目のセッションでは、本当に何を話せばいいかまとまらず、やっと絞り出したのは「わからない」という言葉でした。その言葉を言うと涙があふれてきて、まるで子供のようで自分が滑稽にも思えました。そこから智和さんのサポートですこしずつ言葉を紡いでいくうちに、それが子供の頃から私のずっと言いたかった言葉だと気づきました。「わからない」という稚拙な言葉が、私の心深くにあったかなしみを表していたのです。
そのことから、「カウンセラーには何を話してもいい」ということが、本当の意味で腑に落ちた最終回でした。長年の家族との関係についても、以前よりも客観視することができるようになったと感じます。
女性はライフステージの変化で大きく環境が変わります。その時々に担うべき役割も多岐にわたり、自分がここで弱音を吐くわけにはいかないと感じるシーンもあるかと思います。
これといって悩みが言葉になっていない方も、カウンセリングで話してみて、一度抱えているものをおろしてみると、思った以上にたくさんのものを抱えていたことに気づくかもしれません。
「完璧な武装している自分ではなくても受け入れてもらえるという実感が、崩してしまった心のバランスの修復の支えになりました」
(東京都在住 執行役員 40代女性)
私はよくいるワーカホリック気味なキャリアウーマンとして長年仕事漬けの生活を送っていました。責任感が強く、色々なことに気が付き、困っている人はほっとけない、正義感の強い、負けず嫌いな性格とも折り合いを付けながら、仕事中心ながらもそれなりにwork-life-balanceを保てていました。20年間維持していたバランスを保てず、キャパ超えを感じたのは2023年初夏頃でした。
当時の私は3社目の職場で執行役員として全社横断の重要プロジェクトに携わり、期限に追われる日々を過ごしていました。入社して5年の職場は慣れ親しんだ環境で、同僚や部下、後輩との関係はそれなりに順調でしたが、代表との距離の取り方に悩んでいました。器用に何事もこなしてしまうタイプなため、担当業務が毎年のように変更になっていましたが、フィードバック面談ではできていないことにフォーカスされ、できていることを褒められることがなかったため、自信を失う一方でした。
それでも「いつか認めてもらいたい」という思いで必死に頑張っていましたが、重要プロジェクトの多忙の中で代表から発せられた心ない一言に、心のバランスを崩してしまいました。突然涙が止まらなくなり、仕事中も涙が出てしまう日が続き、かろうじて仕事には行けていましたが、集中力に欠け何もする気になれず、自分でコントロールできない状態でした。
仕事を休むことも考えましたが、重要プロジェクトの真最中であったこと、立場上休むことに抵抗もあり、渡邊さんに助けを求め、約半年間カウンセリングを実施いただきました。2週間に1度の約50分間のセッションでは、その時の私の心の赴くままに話をすることを許容くださり、支離滅裂で感情的な発言をすることがあっても私の心の状態に耳を傾けてくださりました。
毎回のセッションが終わる頃には、心が軽くなっていたことをよく覚えています。「ここでは誰にも批判されることはない。何を話してもいいんだ。」という安心感を抱き、自由に話ができる場があることのありがたさを感じていました。
カウンセリングを重ねるうちに、自分で蓋をしていた感情に気づき、向き合い、受け止めることができるようになりました。素直な自分では社会人として、役職者としてふさわしくないという思い込みが、自分自身を苦しめていました。
周囲から頼られている自分は、「常に清く、正しく、完璧でいないといけない。」「きちんとしていないと自分には価値がない。」そんな思い込みに縛られていましたが、カウンセリングの場で素直な気持ちを話せるようになり、カウンセリングの場以外(私の場合は職場)でも素の自分を表出できるようになりました。
また、カウンセリングを通じ、代表との距離の取り方への悩みの根底に、幼少期の両親との関係性が関与していることに気付きました。エンプティー・チェアのセラピーを経て、自分の中で溜め込んでいた両親への思いに向き合い、言葉にして発することで心が軽くなったことが印象的です。
そして、職場でも素直な自分でいる時間を増やし、それを同僚が受け入れてくれたことをきっかけに、それまで纏っていた見えない鎧を少しずつ脱げるようになっていきました。(自分が思う)完璧な武装している自分ではなくても受け入れてもらえるという実感が、崩してしまった心のバランスの修復の支えになりました。
代表に対して抱いていた失望に近い落胆の気持ちは、自分自身の中で思い描いていた完璧な上司像とのギャップが一因であることに気付き、完璧ではない自分を許せるようになったと同じように、「代表も一人の人間であり完璧ではないこと」、「代表の評価によって私自身が自分を否定し、自分以外の誰かになろうとする必要はないこと」に気付き、以前ほど気にならなくなりました。
振り返ってみると、カウンセリングを受ける前、受けている半年間、そして現在、それぞれの期間の自分は全く異なる気持ちを抱いていました。半年前の自分は重たい鎧を何層も纏い、見えない鎖で繋がれ、苦しそうな表情をしていたと思います。カウンセリングを受けている間、同僚から「最近は表情が明るくなってきたね」と言ってもらえるようになり、現在は、「素直になれる今の自分の方が好き」と思えるようになっています。
半年前に勇気を出して渡邊さんに助けを求め、カウンセリングを受けて本当に良かったと思っています。そして、半年間、辛抱強く私の話に耳を傾けてくださった渡邊さんに心より感謝しています。
もし、人に頼るのが苦手で、重たい鎧を纏って苦しい思いを一人で抱えている方がいましたら、渡邊さんに頼ってみてください。きっと、心が軽くなると思いますよ。
「悩みに対し不快な気持ちを感じることも多く落ち込みやすかったのですが、徐々にそんな自分自身を受け入れ冷静に物事を判断できるようになりました」
(東京都在住 会社員 30代女性)
■カウンセリングをはじめたきっかけ
コロナ禍をきっかけに一人で考える時間が増え、自分でもなんとも言葉にしにくい悩みが増えて生きづらさを感じたことがきっかけです。
以前も他の先生のカウンセリングを受けたことがあったのですが、自分自身の考え方のクセや根本的な悩みがなかなか改善されていないと感じることがありお願いをしました。
■カウンセリングをうけて
わたしの悩みとして漠然とした「生きづらさ」がありました。
自分でも何故そのように感じてしまうのかわからず不安な気持ちが余計に悩みを大きくしていました。
カウンセリングでは先生から提示されたワークや質問などから自分では気づいていない心のクセや考え方を探り、自問自答を繰り返すことで根本的な悩みにアプローチをしていきました。
私の場合は、日常生活や幼少期の経験、家族や友人関係など自身を取り巻く全ての環境においての自分自身の行動や考えを振り返ることで生きづらさの原因、即ち漠然とした不安を取り除いていくような作業を行いました。
問題や悩みがより具体的になるとそのことに対してどのような対処をしていくべきなのかという目的がはっきりしていきます。
そのような問題に対処すべき行動や考え方を学ぶことで、継続的に自分自身と向き合える環境を生み出すことができるようになりました。
■カウンセリングを終えて
以前は自分の悩みに対し不快な気持ちを感じることも多く落ち込みやすかったのですが、徐々にそんな自分自身を受け入れ冷静に物事を判断できるようになりました。
落ち込むことや悩むことはもちろんありますが、そういったときでも対処できる考え方のクセを身につけることができたと感じています。
今後はライフコーチングという別のプランを検討しております。
■カウンセリングを受けようか悩まれている方へ
欧米諸国に比べ日本ではまだまだカウンセリングの認知度が低いと感じています。
カウンセリングを通して自分自身と向き合い自分の気持ちに正直に生きることでひとりひとりにとって過ごしやすい社会になればいいなと願っています。
自分自身と向き合うことはしんどいこともありますが、やって良かったと思える日がやってくるはずです。
「思いを上書きする事ができたことで、心が軽くなり、そんなもの達に引き戻されずに未来に向かっていけそう、と感じるようになりました」
(東京都在住 会社員 50代女性)
60歳が見え始めた頃から、人生の残り時間が限られていると強く感じるようになりました。その時間をどのように生きたらよいのか色々な思いが自分の中でモヤモヤが大きくなってきた時、渡邊さんを知り、カウンセリングを受けることにしました。
長いようであっという間に過ぎた時間の中には、沢山の出来事があり、沢山の思いがある。その中で澱のように心の底に溜まっていて、何かの折にそれが心の中を舞う。心に鈍い痛みを感じ、どうにも出来ない思いが行き場なく揺らめく。そして、心が前に進まないよう引き戻す。そんな色々な思いに渡邊さんは寄り添って、共に見つめて下さいました。
カウンセリングでお話しするなかで、少しずつ一つ一つのモヤモヤの意味が見えてきました。同じようなかたちで大切な人との関係が壊れてしまうことが起きる時の心の動き、苦しく感じている状態になっていく、自分で作り出していたパターン、本当はその時、何て言いたかったのか・・など、色々なものが見えてきました。
時間を戻してやり直すことは出来ない。でも、見つめ直すことで思いを上書きする事ができたことで、心が軽くなり、そんなもの達に引き戻されずに未来に向かっていけそう、と感じるようになりました。思い切ってカウンセリングを受けてよかったです。ありがとうございました。なお、カウンセリングは対面とオンラインとどちらも対応していただけて、相談しやすかったです。
ありがとうございました。
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