当記事では休職するべきか迷っているあなたへ向けて、「休んだ方がいい5つのサイン」について解説していきます。
- 仕事に行くのが毎日つらいけど、休職するのは「甘え」なんじゃないか・・・
- 今の状態がただのストレスなのか、病気なのか、自分でもわからない・・・
- 最近気分が落ち込み続けているので、なんか自分でもやばいと感じている・・・
そんな方に向けて、お答えしていきますね。
ぼくは元地方公務員で、適応障害を克服した経験があります。
現在はその経験を活かし、お仕事の悩みを専門として、心理カウンセリング、復職支援などを行なっています。
正直もう仕事に行くのが限界な気がしています・・・
5つのサインを確認して当てはまる項目があれば、休むことを検討してください
1. 休んだ(休職)方がいい5つのサイン
2. あなたが「我慢」を続けてしまう心理
3. なぜ早めに休み(休職)をとったほうがいいか
5分で読み切れるのでぜひ最後までお付き合いください。
では早速、「休すんだ方がいい場合の5つのサイン」について、ご紹介していきます!
休んだ(休職)方がいい5つのサイン
「休んだ方がいい5つのサイン」は下記5つです。
サイン① 気分の落ち込みの継続
サイン② 睡眠の量・質の低下
サイン③ 食欲の低下や過食
サイン④ 「死にたい・生きている意味がない」と感じる
サイン⑤ 周りから「休んだ方がいいよ」と言われている
このサインがひとつでもあれば、自分に合っていない環境で、我慢して無理が続いている状態かもしれません
身体と心からのSOSをしっかり受けとっていきましょう。
では、ひとつひとつ解説していきましょう。
自分に当てはまるかどうかを確認しつつ見ていってくださいね。
サイン① 気分の落ち込みの継続
何かきっかけがあって、瞬間的に落ち込むことは誰にでありますよね。
でも、この「気分の落ち込み」が長期間続く場合は、注意が必要です。
特に、2週間以上この症状が続く場合、すでにうつ病などの精神疾患になっている可能性が考えられます。
「気分の落ち込み」はこのようなものです
・興味・関心がなくなった
(例)自分の趣味(漫画を読む、飲みに行く、スポーツなど)をする気にならない
・感情のコントロールが効かない
(例)ちょっとしたことでイライラしたり、周りにあたる、仕事中ぼ〜とする時間がある
・急に涙が出る
思い当たるふしがあります・・・
感情を無視せずに、しっかりと耳を傾けましょう
サイン② 睡眠の量・質の低下
適応障害やうつ病は、睡眠の異常から進むことが多く見られます。
ですので、心療内科でも必ず睡眠の状態は確認されます。
仕事のことが気になり、夜中に目を覚まし、そのまま朝を迎えてしまいました
睡眠への影響は、ストレスによって自律神経が乱れている証拠です
・睡眠時間が6時間を下回って減少すると、抑うつや適応障害の発症リスクが高まります
睡眠の量・質の低下はサインであると同時に、精神疾患の原因にもなるんですね
サイン③ 食欲の低下や過食
ストレスが強まると、食欲が低下したり、反対に暴飲暴食によって急激な体重の増加が見られることがあります。
ぼくも適応障害を発症する直前、お昼休みに食欲がほとんどなかったです・・・
わたしの周りには、ストレスですごく太ってしまった人がいます・・・
食欲不振になるか、食べ過ぎになるかは人によって違います
これも自律神経の乱れが原因といえそうです。
サイン④ 「死にたい・生きている意味がない」と感じる
- もう死んだほうがましだ
- 生きていても、なにも楽しいことなんてない
自分を追い詰めつづけると、このように希死念慮を抱くことがあります。
5つのサインの中でも、かなり危険な状態であり、うつ病が進行している可能性が高いです。
これは、今すぐに医療機関を受診しましょう。
ぼくも「もし交通事故にあったら、もう働かなくていいのかな・・・」
とか、ふっと頭をよぎったことがあります。
まったく論理的ではない考えですが、高ストレス下にあると正常な判断能力はないのです。
サイン⑤ 周りから「休んだ方がいい」と言われた
自分では大丈夫と思っていても、気づかない内に状態が悪化し、通常の生活が送れなくなっている可能性があります。
夫には、「もう会社に行くのは無理なんじゃない」と言われています・・・
それでも仕事に向かう人は、自分では病気と認めたくないので、現実を否定している可能性がありますね
家族や友人、会社の人などにすでに心配されているなら、その意見に耳を傾け、自分の現状を受け入れていきましょう
あなたが「我慢」を続けてしまう心理
では、なぜあなたは、こんなにボロボロになってまで、働きつづけようとしてしまうのでしょうか?
それは下記のように、考えているからかもしれません。
・休むことは「甘え」ではないか
・ただの「ストレス」なんじゃないか
・「心の病」と周りに偏見を持たれるのが嫌だ
・復職する時を想像すると怖いし、気まずい
周りの人が休職したときに「甘え」だと思ってしまっていたので、余計に休んじゃいけない気がします
休職に対する捉え方を変える必要がありますね
このように考えてしまう心理はわかります。
でも我慢を続けてはいけない理由があるんです。
なぜ早めに休み(休職)をとったほうがいいか
サインを見過ごし、ストレスがかかり続けると、身体や心に不調が起こります。
それでもなお、我慢を続けてしまうと気づかないうちに症状が悪化し、うつ病、神経症といった、他の精神疾患に移行してしまう可能性があります。
正常なストレス反応 → 適応障害 → うつ病、強迫性障害など
いったん重度の精神疾患を患うと、長期化してなかなか治らないだけでなく、心身もとても辛いです。
だからこそ、早めに受診し、重症化する前に休みをとることが大事なんですね
まとめ
というわけで、「休んだ方がいい5つのサイン」について解説してきました。
休職するべきか迷っていたあなた!
ぜひ今日ご紹介した「休んだ方がいい5つのサイン」をチェックして、当てはまる項目があったぞ、という方は、医療機関の受診をしてみてください。
身体と心からの「SOS」をしっかり受け取って、早期に判断するようにしましょう。
「休んだ方がいい5つのサイン」は下記のとおりでしたね。
サイン① 気分の落ち込みの継続
サイン② 睡眠の量・質の低下
サイン③ 食欲の低下や過食
サイン④ 「死にたい・生きている意味がない」と感じる
サイン⑤ 周りから「休んだ方がいい」と言われた
「ただ、休んだ方がいい5つのサインは大丈夫そうなんだけれども、仕事の悩みで相談したいことがあるんです」という方は、ぜひぼくの心理カウンセリングを利用してみてください。
ぼくは、お仕事の悩みや心のくせの改善を得意としていますので、必ずお役に立てると思います。
現在、毎月先着5名様を対象に「お試しカウンセリング」を実施しています。
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それでは次回の記事でお会いしましょう。
さようなら。