【🔰初心者】適応障害になりやすい人の性格・特徴３選と対処法【知るだけで激変】

当記事では適応障害で休職中の方へ向けて、適応障害になりやすい人の性格・特徴とその対処法について解説していきます。

そんな方に向けて、お答えしていきますね。

ぼくは元地方公務員で、適応障害を克服した経験があります。

現在はその経験を活かし、お仕事の悩みを専門として、心理カウンセリング、復職支援などを行なっています。

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自分の状況に当てはめてみながら、チェックしていってくださいね。

ぜひ最後までお付き合いください。

まずは、適応障害になりやすい性格や特徴が、適応障害の発生にどのように関わっていくのかを見ていく上で、「適応障害とは」というところから、ご紹介していきます！

適応障害とは

適応障害とは、何らかのストレスから環境への適応が難しくなってしまう状況で、社会生活に支障が出るような心身の症状がみられる病気です。

DSM-５の定義

詳しく把握しておきたいという方は、以下のDSMｰ5（精神疾患の診断・統計マニュアル）の定義を参考にしてください。

症状

適応障害の主な症状は以下の通りです。

仕事への影響

仕事や生活には以下のような影響が出てきます

適応障害とうつ病の主な違い

適応障害と似た症状に、うつ病があります。

適応障害とうつ病の主な違いは、「発症原因」「症状の持続期間」です。

発症原因

症状の持続時間

適応障害の発生要因

適応障害の発生要因は「内部要因」と「外部要因」の２つがあり、この組み合わせによって発生すると考えると理解しやすいです。

外部要因

外部要因は、あなたの周りのストレス源（ストレッサー）を意味します。

内部要因

内部要因は、あなたの性格や特徴を意味します。

直面するストレスをどう理解し、感じ、対処するかという心理的問題です。

そこには、あなた独自の「考え方の歪み方」や「感情の浮き沈み」があるかもしれません。

症状

外部要因に対して、あなたの内部要因が関わるときに、どのような反応を示すかによって、症状（ストレス反応）が現れます。

（例）気分の落ち込み、集中力低下、不眠、食欲不振・過食、疲労、めまい　など

外部要因や内部要因そのものに問題があるというより、組み合わせによってストレス症状が現れるということがいえます

対処方法（各アプローチ）

各要因に対して「対処方法」と「治療者」は、それぞれ異なります。

下記の図を参考にしてください。

適応障害を克服する上では、特に外部要因と内部要因にアプローチしていくことが大事ですが、今回は内部要因に注目していきたいと思います。

それでは、いよいよ内部要因である「適応障害になりやすい人の性格・特徴」を見ていきましょう。

適応障害になりやすい人の性格・特徴

適応障害になりやすい人の性格・特徴は、以下の通りと言われています。

特に代表的なものを３つにまとめてみました。

真面目で責任感が強い

真面目で責任感が強い人は、最後まで自分でやり遂げようとしがちで、周りに頼れないことが少なくありません。
例えば、相談をせず一人で悩みを抱えたり、キャパオーバーのタスクを抱えたりするなどして、過度なストレスを感じることがあります。

完璧主義

何事にも全力で頑張りすぎるため、人１倍疲れてしんどいと感じる特徴があります。

例えば、仕事が80％できていたとしても、それを良しとせず、自分への評価が厳しいため、なかなか達成感を味わうことができません。

他人の評価を気にする

「自分が周りからどう思われているか気になる」というのは、多かれ少なかれ誰もが感じることです。

でも、常に周りに評価を気にしすぎたり、過大な評価を期待すると、それが叶わなかったときに落ち込んだり、他人を恨んだりしてしまうことがあります。

いかがでしょうか？

あなたは、どれくらい当てはまりましたか？

正直言って、これらの性格は生まれもってのものであったり、長い年月をかけて染み込んでいったものです。

だから、頭で理解したからといって、「明日から性格を変えます！」というのは無理な話です。

では、こういった性格を受け入れた上で、どんな対処法があるのでしょうか？

見ていきましょう！

自分への「べき思考」を手放す

「べき思考」（または「ねばならぬ思考」）という言葉を聞いたことがありますでしょうか？

心理療法のひとつである「論理療法」の考え方では、「なにか悩みがあるときは、悩みを生み出しているビリーフ（信念）がある」と言われています。

ですから悩みから解放されるためには、この「〜すべき（〜せねばらならぬ）」という思考（ビリーフ）を緩めてあげることで解決していくと考えます。

相手への「べき」

不機嫌なときや焦り、怒りを感じるとき、ぼくたちの頭は「べき」で支配されています。

まず目につくのは相手に対しての「べき」です

このように「相手は◯◯であるべきなのに違う」という認識から、不機嫌になるのです

自分への「べき」

ただそんなときには、自分に対する「べき」も必ずある、ということです。

どういうことでしょうか？

これらの「べき」の世界が、がうまく現実化していないから不機嫌になるのです。

キーワードは「今はこれでいい」

ではどうすればいいでしょうか？

常に完璧に、あなたの「べき思考」を現実化するように努力しますか？

それも１つの手段ではあります。

しかしどんな場面でも、あなたの思い描いた通りの世界が現実になるわけではないですよね。

普段から自分について「今はこれでよい」と考える癖をつけましょう。

このように考えられると、不機嫌になることも減ってきます。

自分に対して寛大になれる人は、他人に対しても寛大になります。

この順番を間違えると「自己犠牲」になってしまうので注意してくださいね。

なお、職場に対する「べき思考」については、下記の記事でも、詳しく解説していますので見てくださいね。

＞＞【裏技】職場の人間関係で疲れない たった１つの行動パターン【メンタル】

まとめ

というわけで、適応障害になりやすい人の性格・特徴とその対処法について解説してきました。

適応障害で休職中の方。

ぜひ今日ご紹介した、自分への「べき思考」を手放す、という方法を日々の生活の中で実践してみてください。

なにかモヤモヤしているなあ、と感じた方は、「相手への『べき思考』」がないかをチェックした上で、次に「自分への『べき思考』」はなんだろう？と考えてみてください。

そして「自分への『べき思考』」に「今はこれでいい」と寛大に、自分の事情をくんであげてください。

そうすることで、「真面目で責任感が強い」「完璧主義」「他人の評価を気にする」性格を持つあなたも、さまざまな場面で適応的に、自分の性格を発揮して生きていくことができるようになります。

内部要因のチューニングは、唯一自分ひとりでもできる、適応障害克服の対策です。

ただ、こころの成長は、スポーツや習い事と似ています。

ひとりよりも誰かと一緒に取り組み、フィードバックを受けることで、粘り強く続けられ、いっそう力が伸びていく可能性があります。

だから、こころのプロである心理カウンセラーとともに、あなたの本心と向き合っていくことをおすすめします。

もし一緒に内部要因のチューニングに取り組みたいよ〜という方は、ぼくの心理カウンセリングを利用してみてください。

ぼくは、お仕事の悩みや心のくせの改善を得意としていますので、必ずお役に立てると思います。

現在、毎月先着５名様を対象に「お試しカウンセリング」を実施しています。

価格もリーズナブルに設定していますので、下記のリンクからお早めにご連絡ください。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

さようなら。